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松下幸之助創業の地

 

今年も残り1か月となりましたね。今年最後の祝日の日に以前から気になって仕方なかった場所に行ってきました。

 

場所は阪神電鉄野田阪神駅西側のエリアの一角に広がる、レトロな雰囲気の飲食店やショップが並ぶ商店街を抜けて、まっすぐすすんだ、大開公園(福島区大開1-18)内に現在のPanasonicの創業者の松下幸之助氏創業の地のモニュメントや記念碑があるのです。

 

その中で、

●創業の家

松下電気器具製作所を創立し、運営を行なっていた場所。

企業を作った上で、最初の活動を行なった場所という事との事。

(東成区の場所で業務を始めたとなっていますが、会社を立ち上げた場所はこの場所という事)

 

●第一次本店・工場跡

大正11年から昭和11年までの間、本店・工場を置いていた場所。

事業が拡大し、「創業の家」で事業を行うのが難しくなったため、本店と工場を新設、移転したとの事。

なお、松下幸之助氏はこの地への思い入れが強く、生涯本籍地をこの地から移さなかったのも有名な話ですね。

 

 

●第二次本店・工場跡

松下電器としての事業が以前より大きくなり、手狭になったため、この地に以前よりも巨大な工場を作ったとの事。

 

ちなみにこの工場ではアイロンやラジオなど、今とは比較出来ないくらい劣悪な環境の中、数多くのヒット商品を生み出していたのであります。

 

●第二工場跡

大正14年から昭和9年までの間、工場を置いていた場所です。

こちらの工場では自転車や我々がよく使用する、24vトラック用のブレーキランプの基礎となる製品を作っていた工場です。

今の家電製品のPanasonicの基礎となる非常に重要な場所でありました。

 

この様に各跡地が残っている建物があり、この地と松下幸之助氏との深い繋がりが感じられます。

是非興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか?