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『三年ぶりの山鉾巡航』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都の夏と言えば、日本三大祭のひとつである祇園祭です。山鉾巡航がコロナ禍において2年連続で中止となり、今年、三年ぶりに行われました。


宵々山に25万人。宵山に30万人。そしてクライマックスの山鉾巡航に14万人という人出だったそうです。

金土日との重なり、宵々山、宵山ともに出店もあり、コロナ前とほぼ変わらない賑わいだったように思われます。

我々の仕事柄、先ずは気になるのが、交通規制による配送業務への影響です。2年のブランクがある中で、ここのイレギュラーも、祭りに携わる多方面の業種に渡って、例年通りという感覚は薄れているかも知れません。

従って大渋滞の中、宵々山、宵山では、荷主さんにご協力頂き、無事乗り切る事が出来ました。荷主さんには、大変、感謝致します。ありがとうございました。


京都の経済に取っては、この人出というのは、喜ばしい数字かと思います。しかし、こうなるとやはり、第七波にどう影響するのか?というところが、誰しもが気になる事であるかとも思います。

感染者数はこの株の感染力を考えると増えるのは仕方ないと思いますが、病床のひっ迫が進まないかどうか?そこが鍵だと思います。

祇園祭後にその数字がさほど大きくならなければ、花火大会など、今後の全国の夏祭りへの実施方針への規制緩和へ向かうのではないでしょうか?

その先に2類から5類への移行が成される事を私は願います。

 

                                                                           斎藤 剛