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ヒヤリハット報告事例 2022春

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当社では年2回の全国交通安全運動に合わせて、社員よりヒヤリハット事例を書面にて提出してもらい、それを掲示して全員で共有するという取り組みを行っております。

 

 ヒヤリハットとは、危ないことが起こったが、幸い災害には至らなかった事象のことです。

  ハインリッヒの法則(1:29:300、分析により導かれた労働災害の発生比率)では、1 件の重大事故の裏に、29 件の軽傷事故、300 件の無傷事故(ヒヤリハット)があると言われてい ます。

 

 今回の取り組みの特徴は、2022春の交通安全運動の運動重点のひとつである、『子供を始めとする歩行者の安全確保』より『子供を交通事故に巻き込まないために』というテーマに絞って、皆さんの思いを綴って頂きました。

 

 そして今回はドライバーだけでなく自動車通勤をする、内勤社員の皆さんにも参加してもらい、23件の提出がありました。

 

 我々はハンドルを握るようになって、親という立場ならなおさら、子供の動きに一喜一憂します。時にはヒヤリとして憤慨したり、親や学校に対して不安や不満を抱く事もあるかも知れません。

 しかし全ての大人に言える事は、皆、子供の時代があって、多かれ少なかれ、大人の手を借り、煩わせて、今に至っています。全く大人の手を借りずに成長する事は無理だったはずです。

 私達もそうしてもらったように、子供達に対する愛情と思いやり(叱ることも含めた)で、接する気持ちがあれば、子供から憧れを抱かれるトラックドライバーになれると思います。

 

 少子化でこの国の未来を支える事に、今より大きな負担を強いる事になり、将来私達が支えられるであろう、子供達の未来のために、会社としてまたは、個人として何が出来るかという事を考えるきっかけになって貰えたなら幸いです。

 

 

 また、何枚かを抜粋します。                    

                          斎藤 剛