私は、30年以上このスポーツの魅力に、
ハマっています。
まず、どんなスポーツ?
というと、一言で言えば、ラグビーは陣取りゲーム。
敵の城を目指して陣地を広げていく、戦国時代の合戦のイメージですね。
つまりボールを前に進めていき、ゴールラインを超えたスペース(敵の城)に置けば得点になるというゲームです。
ルールや戦術が難しい、痛そう、何をしてるのか分からない、、、などと敬遠される向きもありますが、
実はルールより知って欲しいのは、私はラグビーの持つ価値や精神だと思っております。
ラグビー憲章というのがあり、品位、情熱、結束、規律、尊重、の5つからなり、
ラグビーは、教育的な価値がたくさん詰まった球技なんです。
激しいからこそ自分の感情をコントロールしたり、規律を身につけ、仲間との絆を深め、相手を尊重する心を育てることを大切にしています。
体を激しくぶつけ合って戦うからこそ、必要とされるその姿勢。そうでなければ単なる野蛮なスポーツになってしまうので憲章に従うことで人を感動させられるスポーツに変わるのです。
また、ラグビーが他の、チームスポーツと大きく異なる点は、とにかく色々な体格の選手がいる事です。
背の高い人、背の低い人、太ってる人、がっちりした人、体格の異なる1チーム15人が、
1つのフィールドで共存する。
これはチームスポーツの中でも特にポジションによって求められるプレーや、役割が大きく事なる為で、1人ひとりがその役割を果たし、自分の為ではなく、常にチーム、仲間の為に無心でプレーをします。