一流から超一流になるには、まず自分の専門分野において一流でなくてはいけません。
ある程度、自分の仕事を極めた人が、より広い見識を身につけるからこそ、超一流に成れると言われています。
自分の専門分野だけで戦っている人は、どれだけ優秀でも一流の域を出ることはありません。
ジャンルを問わず、超一流の人に共通するのは、何気ない会話の中でも相手の分野に興味を持てる人、相手の世界でやりとりができることです。
いつも相手の会話に耳を傾けて、相手のフィールドのことばかり、話題しています。
これはどういうことかというと、やはり、より広い世界をみにつけようと思ったら、おのずと
「私」を離れて「公」の立場に立つことになります。
そこに「公」に生きようとすると、必然的に生まれるものがあります。
それが「志」です。
超一流の人はどの分野に生きていようが、世の中の様々な問題を解決することに
大きく貢献しようとされます。
「私」から「公」、「公共」の主観に持っていけることが超一流の証だと言えますね。
それには、やはり、意識的に利他の心を持つようにすることだと思います。
何気ない会話で傾聴する、何気ないやり取りで気遣う、何気なくゴミを拾う、
日々相手に立つことが修練となり、志が芽生えることだと思います。
そうして、人生の幅を広げるからこそ、生き甲斐が生まれてくるのでしょう。