2014年
10月
16日
木
この写真は我々の所在地である京都右京区にある「嵯峨鳥居本」という場所です。
この通りにはかの有名な化野念仏寺があります。
テレビのドラマや撮影などでよく出てきますね。
伝承によれば弘仁2年(811年)、空海が五智山如来寺を建立し、野ざらしになっていた遺骸を埋葬したのに始まるとされ、後に法然が念仏道場を開き、念仏寺となったそうです。
境内の約8000体という石仏・石塔は、明治36年(1903年)頃に、化野に散在していた多くの無縁仏を掘り出して集めたもので、境内には水子地蔵もあり、地蔵菩薩の縁日には水子供養が行われているようです。
しかし、このあたりは古い家屋が多く、お寺も多く、京都らしさを醸し出して
いる場所の一つです。
空気もきれいなので、この場所で景色を眺めて深呼吸すると気持ちがリセットされますよ。
2014年
10月
14日
火
ダニエルピンクの書籍「モチベーション3.0」は大変勉強になります。
人間は外発的動機付け(インセンティブ・交換付条件)では
良い結果を出せないし、結果を出せても一時的だと考えられています。
その反対に内発的動機付けの場合は永続的発展しやすいと考えられています。
内発的な動機ですから、本能的な要素が根本になるんだと思います。
例えば、本能の中には自我の欲求というものがあり、その中でももっとも強く望むとこは
人の役に立ちたいということだそうです。
ですから、「誰かの為に」という利他への動機づけの場合は、
心にも喜びを得ることができるし、どんどん意欲的にもなるし、ますます発展します。
また、欲求の中には「共に生きたい」という本能あります。
ですから、「あなたと共によくなりたい」という内発的動機づけの場合は永続性が
あるわけですね。
そのように考えると、動機づけをしっかりしたくなるのですが、
ここからが人間性の問題になるのでそう簡単にはいきません。
なぜなら器の問題だからです。
解ってはいても、魂が磨かれていないと人のために意欲的に動こうとしないんですね。
利己の為には活動的だか、利他のためなら動きが鈍い・・・
人も企業も永続的発展を遂げる条件は
心の底から、世の為、人の為を願える器が必要という事です。
そうなると、「成功」と「人間性を磨くこと」はイコールになります。
ただし、そして人間性を磨く方法は特別なことをするわけではないんです。。
それは自分の「良心」で感じたまま行動していくことなんですね。
要は「良心に悖(もと)らない生活」が基本です。
一切、後ろめたさを感じない生活・・・
これはすごい修行です。。。
しかし、これしかないんですね。
しかし、先の目的に到着するのも、まずは自分の正しい一歩を積み重ねることです。
内発的動機をしっかりと心に刻み、強く一歩を踏み出し続けたいものですね。